12.272017
《物流をアウトソーシング》第二回【谷口運送の5つのソリューション】
第二回 物流をアウトソーシング
アウトソーシングが定着した近年では、対象業務が給与計算などの人事、経理、営業、販売促進などあらゆる業務分野に広がっており、たんにコストを削減する目的から社外の高度な専門スキルを活用することで、自社の中核事業を拡充するなど目的に広がりが出てきています。
こうして、従来のたんなる外注化とアウトソーシングとの違いが明確になってきていると思われます。
前回の記事
こんにちは、谷口運送の金子です。前回の冒頭は「てんぷら」のお話しをしましたが、今回は「ラーメン」のお話しです。ラーメン店の「麺」には「自家製麺」と「仕入麺」の2種類があります。双方にメリット・デメリットがあるわけですが、私は「自家製麺」と表記されていた方が美味しく感じます。おそらく、「自家製麺」の方がラーメン店店主のこだわりが反映しやすいのだと思います。「仕入麺」は標準規格で、「自家製麺」はラーメン店にカスタマイズしていると言えます。
ところで、本題に戻りますが、「外注化」と「アウトソーシング」について説明いたします。
外注化とは
コストの大きい周辺業務を単に外部委託することでコストを削減しようとするものです。
アウトソーシングとは
周辺業務、とくに中核業務をサポートするような専門性の高い業務も含めて外部委託し、経営体質を強固にすることをめざします。
これまで企業がアウトソーシングを行う狙いは、主に自社内部で行うよりも「外部に委託
したほうがコストが抑えられる」といった、コストダウンにありました。
人件費をはじめとしたコストを出来る限り抑えたい企業にとって、アウトソーシングは有
効な手段となってきたのです。
さらに近年では、コストダウンに加えて、「外部の高い専門性を活用する」「自社の得意分野に経営資源を集中する」といった、「企業の競争力を高めていく」ことを目的とした、戦略的なアウトソーシングの活用が広がっています。
物流において、目をつけていただきたいことの一つには、自家配送の良し悪しがあります。
下記に自家配送のメリット・デメリットをご報告いたします。
総合して検討しますと「デメリット」の方が多い場合がございます。営業車は貴社にカスタマイズした物流を提案できることと思います。
一度検討してみてはいかがでしょうか。
決してアウトソーシングすることができないものは、たとえば「製品の企画立案」であり、ラーメン店で言えば秘伝レシピなのです。
次回は「在庫量を低減するには」についてお話しする予定です。
筆者紹介:営業部 金子
先日、あるラーメン店の券売機で一人の外国人の女性がなかなか券を購入できずに困っているところを見かけました。
どうやら、「券売機にお金を入れずに、購入ボタンを何回も押していた」のです。
私はその女性に近づき、肩をトントンして、自分の財布から千円札を取り出し、券売機のお札投入口に入れるジェスチャーをしました。
女性は「Oh!」と言って、やや恥ずかしそうにしていましたが、無事に券を購入することができました。
ふと、「もしも英語が話せたら・・・」と思った瞬間でした。
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