6.12018
第1回「谷口運送の鋼材輸送とのかかわり~その①~
谷口運送の鋼材輸送とのかかわり~その①~
◆本題に入る前に
一口に「鋼材」といっても、似たような呼び名があります。「鉄」「鉄鋼」・・・
名称についてあらためて整理してみました。
私自身、上記の表のように分類して理解できていませんでした。
続いて、「条鋼」「鋼板」「鋼管」等の呼び名についても整理しました。
*よく耳にするコイルとは帯状につながった鋼板のことです。
当社では特に「条鋼」「鋼板」の輸送に携わってきました。
◆谷口運送の鋼材輸送の特徴
当社は鋼材輸送の専門業者ではありません。自動車部品の輸送を主軸としております。
自動車部品製造のサプライチェーンの中の一つに鋼材輸送があり、両者を組み合わせた
輸送が特徴です。
◆鋼材輸送との関わりの変化
谷口運送の鋼材輸送は、全盛期は輸送業務の中で3本の柱の一つになっていました。今は所有していませんが、2軸トラクターヘッドもあり、40tぐらい積載できる台車も数台ありました。積込拠点は現在より多く、あるコイルセンターには、当社の社員が駐在し、主に配車業務を担当させていただいておりました。
積込拠点の減少については、お客様による拠点集約や弊社の営業力等の理由があり、駐在員の不在についてはお客様の配車業務の内製化による合理化があげられます。
◆鋼材輸送と部品輸送の関係
鋼材輸送の動向が後工程の部品生産の動向に直結してきますので、全体の輸送量を把握する上で、鋼材輸送は輸送量の増減を知るための一つのバロメーターになっております。
次回は「鋼材輸送の抱える問題点」についてお話ししたいと思います。
筆者紹介:金子博克
先日、家で餃子を作りました。「皮」は手作りしております。手間はかかりますが
市販の「皮」より美味しくできますよ。特に水餃子にした場合に違いがはっきりします。
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