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谷口運送の考える3PL

『サード・パーティー・ロジスティクス (third-party logistics、3PL) とは、コアコンピタンスに集約した経営を指向する企業が、企業戦略として、物流機能(輸送・一時保管・簡易加工作業等と解釈)の全体もしくは一部を、第三の企業に委託することで実現するという、物流業務形態のひとつ』…ウィキペディア見出しより

こんにちは。谷口運送の杉浦です。
「3PL」、物流業界ではかなり前から使われている単語、改めてウィキペディアを見てみたら前述のような内容でした。
メーカー系荷主企業様であれば商品の製造、商社系荷主企業様であれば商品の調達に注力し、その輸送や一時保管については他企業、専門・既存業者に任せる、かみ砕くとこんな内容と解釈できると思います。

1.3PLの主体

一口に3PL事業者と言いましてもその業態は細かく分かれます。
よく言われるのはアセット型/ノンアセット型の区分です。以下はあくまで考え方の例とご理解ください。

他にも合わせ技と言いますか、もともと情報システム系本業であった事業者がアセットを持つといったケースもあるでしょう。さらに、前述各事業者は、メーカー・商社系物流子会社、といった区分の仕方等もあり、参入主体としては様々です。

2.3PLに求められるもの

荷主様にとって生産・調達から販売に至るまでの物流機能は企業活動の根幹である一方、
・市場競争の激化による物流効率化実現の必要性
・本業への特化傾向や自社の得意分野への集中傾向
・本業以外の分野におけるアウトソーシング風潮
等の理由により内製すべきか否か、頭の痛いところだと思います。

倉庫、車両、システム、人的資源等のインフラに関しても生産・調達に求められる機能・内容とは異なります。
3PL業者に求められる内容は、こうしたインフラを有していることが一義的な条件になると思います。

また、3PLと称する事業者は増加しているものの、明確な定義と規制が存在しません。
・包括して物流業務を受託し、荷主に対して物流改革を提案
・荷主から物流業務を一貫して請け負う高品質のサービス
・物流アウトソーシングの(とりあえずの)実務部隊
考え方・取扱範囲はアバウト且つまちまちなのが現実です。

3.谷口運送の3PL

谷口運送の3PLは100台以上の車両の他、倉庫拠点及びWMS(倉庫管理システム)を有するアセット型であり、机上の空論を掲げているわけではありません。自動車製造関連調達他物流業務に自ら携わってきた経験を生かし、荷主様のコアコンピタンス推進を支援します。

              

 

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谷口運送のご活用を是非ご検討ください。

筆者紹介:営業部 杉浦喜代司

暑いですね。最近は出勤時間帯ですでに30℃の日もあります。以前に比べ尋常じゃないですよね。私の世代は部活動時に「水を飲むな」と言われていた世代ですが、今では考えられません。シルバー世代の熱中症発症場所は家の中、リビングルームが多いとか。水分補給はこまめに行いましょう。私の勤務地近辺には鳩が多いのですが、鳩も皆日陰に入っています。

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