12.72018
「もっと大人の行動をしよう!!」
近年、あおり運転が関連する事件を耳にすることが多くなってきました。東名高速道路で起きたあおり運転についても初公判が開かれ、弁護側と検察側で主張が分かれ、今回の大きな争点となっています。
【あおり運転の動機】
あおり運転の摘発件数としては、警察庁統計データでも分かるように、高速道路上が8割以上を占めており、私も運転中、あおり運転をされた経験があり、恐怖を感じた事もあります。皆様も恐怖を感じた経験があるのではないでしょうか?
そもそもなぜあおり運転をするのでしょうか?加害者目線で考えてみました。
1.急に前に割り込まれた
2.脇道から不意に車が出てきた
3.ノロノロ走っている車が目の前を走っているが、なかなか抜けない
上記のような事も含めた動機には何かしらの「きっかけ」があり、どれもイライラやムカっとしてしまう感情が生まれ、「あおる運転」という行動に移してしまうと考えられます。しかし大半の方は仕返しをしてやる、こらしめてやるといった感情、または感情が生まれたとしても行動に移さないのが普通です。
【弊社のプロドライバーに聞いてみた!】
想像していた通り、何時間も道路を走行しているとあおり運転をされた経験があるとの回答でした。谷口運送では高速道路走行時において左車線を走行し、車間距離を取って走行することが社内ルールとなっています。日頃から安全運転を心掛け、思いやりの気持ちを持って走行していますが、どんなに意識していてもあおってくるドライバーがいます。その場合の行動としては、まずは道を譲ります。そこであおられたことにイライラするのではなく、先を急いでいるんだなと思うようにして、安全運転を心掛けています。
【ドライブレコーダーは有効か?】
ドライブレコーダーに映すことにより、詳しい状況や加害者の顔やナンバープレートを映像で記録することができます。そのため加害者が特定され、あおり運転の抑止力の一つになると思います。谷口運送ではさらにドライブレコーダーを活用し、走行中ヒヤっとしたことがあれば、配車担当者に終了点呼時に報告。そしてドライバー全員で映像を確認し、対処方法を話し合い、安全運転の認識を高めています。他にも外部講師による防衛運転(事故に遭わない運転)や命の大切さを学ぶ機会に積極的に参加し、毎日事故0件を目標に励んでいる谷口運送です。全国であおり運転が無くなることを切に願います。
著者紹介:小林貴宏
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