1.182019
「シェアリングサービス 物流業界へ」
「シェアリングサービス 物流業界へ」
1台の車を共同で利用するカーシェアリングが広がる中、大手自動車メーカーは事業の強化に乗り出し、車の所有から利用への流れが強まってきています。物流業界においてもシェアリングサービスが始まっています。
【労働力をシェアリング?】
AI・IOTが普及されていく中で、最新の設備を導入できず、まだまだ人手不足に悩まされている物流業者はたくさんあると思います。各倉庫現場では繁忙期になると、物流担当者が検品の応援に駆け付けるなど、柔軟な対応により、しのいでいる会社は多数あるのではないでしょうか?
【無駄な走行をやめよう】
倉庫作業員と同様にドライバー不足が激化する中で、注目されつつあるのは中長距離トラックが荷物を届けた後、空のまま戻らなければならない空車です。空車状況を解消する為に、全国で空車情報を共有する物流情報プラットフォームも構築され、パソコンやスマホで受けたスポット搬送の依頼を、中小企業と直接マッチングさせるサービスも相次いで登場してきています。
【大型車を効率よく使おう】
谷口運送物流センターでは入荷した製品をすぐに方面別に仕分けし、荷物を積み合わせして出荷致します。トラックの荷台をシェアすることで、納品先へ積載効率の良い搬送を可能にしています。またシェアの観点から荷主企業の集配拠点に、自社の荷卸し作業員を配置することで、ドライバーは荷を卸した後にすぐに出発できる為、トラックの動いていない時間を削減できるほか、不慣れな付帯作業による破損事故等を防ぐ狙いもあります。
【ネットワークの共有化】
谷口運送ではJTP(中堅物流企業の全国ネットワーク)を始めとした豊富なネットワークと求車システムを駆使し、最適なコストで全国に配送しています。往復での搬送をマッチングさせることにより、環境改善にも取り組んでおり、全国で空車状況を共有し無駄の無い、積載効率の良い運送会社を目指しております。
著者紹介:小林貴宏
最近のコメント