3.222019
2020年東京五輪・パラリンピック開催による交通渋滞にふれて
2020年東京五輪・パラリンピック開催による交通渋滞にふれて
2013年9月に東京開催が決定した際は、まだまだ先のことかと思っておりましたが、
2020年東京五輪開幕式まで500日をきりました。
世紀の一大イベントなのですが、手放しに喜べないのは物流会社に身を置くからでしょうか。
【手放しに喜べない理由】
・交通機関の混雑
・一次的な治安の悪化
・都市と地方の格差拡大
【特に道路の混雑が懸念】
①首都高速の混雑
⇒期間限定で値上げを検討し交通量を抑制しようとしているが、効果は不明
②首都高を利用しない車両が他の道路に集中
⇒圏央道・外環道・一般道の混雑
③東京港・横浜港周辺道路の混雑
⇒今でも海上コンテナ輸送の車両が順番待ちをして一般道に溢れている
渋滞が慢性的になると、納期に間に合わない荷物が増え、お客様の生産活動
に支障が生じます。また、渋滞にイライラしたドライバーによる事故も多発する可能性
もあります。
何か根本的な解決策が必要ではないかと思います。
【考えられる解決案】
①お客様に夏季休暇を変更していただく
*夏季に長期連休を計画しているならば、開催期間に長期連休を合わせる
②お客様に生産計画を見直していただく
*2020年の開催期間の道路混雑を考慮した生産計画にしていただく
③輸出入取扱いの総量規制
*2020年の開催期間の輸出入取扱い量を規制し、各港周辺道路の混雑を緩和させる
今後、物流会社として同業各社の情報収集やお客様の生産活動に支障が出そうな事柄について発信をし、開催期間の生産活動が円滑にまわるようにサポートしていくことが必要だと考えております。
筆者紹介:金子博克
イチロー選手の引退会見のニュースが流れました。プロ野球選手として、実績・取組姿勢、誰もマネできないことだと思います。
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