工場内の在庫を減らすことは、製造現場における省スペース、違う部品の取り違えリスクの低減、ピッキングなどの手間の削減などの効果があるのは容易に考えられますが、それを実現することは容易ではありません。物流業者との共同作業がそれを可能にする近道です。

製造現場に在庫を置かなければならないのは、製造には前後の複数の工程があり、それぞれの工程が別々のモノを違うタイミングで作っているからです。後工程のために前工程では多くの仕掛品を在庫しておくことになる。それを解消するには、後工程がいつ、どこで、なにを、どのくらい製造するのか精密な計画を作成し、随時進捗確認をする必要があります。

ムダな在庫を持たないためには、生産計画を前工程（あるいは部品メーカー様）と共有し、後工程が引き取りに行く仕組みを作ることが必要です。しかし前工程と後工程が遠隔地にある、前工程に十分なスペースがないなど、それを可能にするには様々な制約条件があり容易ではありません。

谷口運送は後工程と前工程の中間に入り、物流をコントロールする機能を提供致します。工場付近に物流センターを構え、在庫をお預かりするもしくは一時置きして製造工程の都合の良いタイミングで納品をするなどといった事（ＪＩＴ）、もしくは工場ライン投入の為のＶＭＩの導入が可能です。谷口運送にすでにあるスキームを利用していただければ、お客様は新たな投資を抑えて対応することが可能です。