3.302018
【谷口運送 6つの輸送サービスメニュー】第5回:全国配送
第5回:輸送パートナーのネットワークを使った全国配送
前回の記事
5回目は、全国配送についてです。
物流業者の規模は様々で、路線・宅配等行う全国展開の超大手企業から、トラック数台の家族経営あるいは個人事業主まで多くの業者が存在します。また、荷主様側でも輸送エリア、物量、頻度等の内容は千差万別です。通常お取引のある輸送業者の拠点エリア外であったり、急な物量の増減により新たな輸送業者と折衝しなければならなくなることもあるかと思いますが、社内手続き含め面倒な点は否めません。
谷口運送の拠点はほぼ関東のみですが、輸送サービスもこのエリアに限られるのかというと、そうではありません。既存のお客様の中にも北海道、九州他長距離輸送や、弊社拠点エリア外輸送のご希望がありますので協力会社のネットワークを駆使し、ご要望に応じた内容のサービスご提供に積極的に取り組んでおります。
谷口運送だけの輸送網では不可能なエリア、全国的輸送サービスの為に、次の団体に加盟しております。
①JTP(ジャパン・トランスポート・パートナーズ・システム)
https://www.maruso.co.jp/service/network/
北海道から沖縄まで全国の中堅物流企業52社が加盟しています。車両保有台数約8,700台、倉庫面積約1,330千㎡を有し、弊社安田社長が副理事を務めております。「共生と創造」の理念に則り営業戦略部会と重量部会の2部会が2か月に1回報告・情報交換を行い協業に繋げています。
②日本ルート配送ネットワーク
http://taniguchi-unso.co.jp/taniguchiunso/wp-content/uploads/2018/03/日本ルート配送ネットワーク.pdf
栃木から鹿児島まで全国25社が加盟しています。小口の仕分配送が可能で一般的な路線便ご利用時に比べ積み替え回数を減らし運用しています。
以上、二つのネットワークは今時ではないかもしれませんが、システムでつながっているわけではありません。経営者どうし、担当者どうしがface to face(フェイストゥフェイス)でつながっているのです。ですので、物流、運送といった目に見えないサービスに欠かせない、信用と信頼をお約束できます。
※導入事例
★貨物臨時保管
既存荷主様から貨物の臨時一時保管のご相談を受けました。弊社藤沢物流センターのお客様であり、藤沢物流センターでの保管で話がスタートしましたが、製造も配達も埼玉県との内容であったため、JTP加盟の埼玉県に倉庫拠点のある会社と協議し、埼玉県保管でのご提案をさせていただきました。輸送コスト低減をご評価いただき、受注となりました。
★大阪発関東向けチャーター輸送
大阪地区で関東向けの輸送が毎日ある荷主様より、「大型平ボディ車不足」のご相談を受けました。JTP加盟の会社と協議し、毎日1台ご用意の提案・見積をさせていただき受注となりました。関東地区で配達後、関西向けの帰り荷物がある関係で効率良い運用となっています。荷主様からは増車のご相談もあり現在検討中です。
★異形物輸送
大阪発、東京向けの貨物で、大きさが2,300㎜×1,800㎜×50㎜のL型の異形物の搬送があり、路線業者ではお断りされ、チャーターではコストがかかり過ぎてしまうといった相談を受けました。日本ルート配送ネットワーク加盟の会社と協議し、積み合わせ混載サービス(東京、大阪間のみ可能)が可能な企業と協力して、チャーター料金よりは格安で搬送させていただきました。
★自動車部品シャトル便輸送
東京都の三多摩エリア内で昼夜とも運行するシャトル便輸送の相談を受けました。日本ルート配送ネットワーク加盟の当該エリアに拠点を有する会社と協議し、昼夜とも運行可能な体制構築・提案をさせていただき受注、現在稼働中です。
谷口運送のご活用を是非ご検討ください。
筆者紹介:営業部 杉浦喜代司
プロ野球が開幕します。私は古い人間で未だに野球が好きなのですが、以前に比べ多くのスポーツが華やかで、好みは多様化しています。一方で少子化により中学・高校の部活動も以前は普通に存在した運動部が無い学校が増えているようです。少しさびしく感じます。
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